アップルやグーグルが「哲学」にお金を投じる訳
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変化のスピードが速く、先が見えない不透明な時代において、、また、サステナビリティが求められる時代において、「正しい経営」がますます求められていますね。そして、企業の哲学・理念(フィロソフィー)と、真善美などの教養・智恵こそが、経営者はもちろん、個人一人ひとりがその時々に下す判断の拠り所になると感じています。
その重要性と、実践事例などがまとめられた良記事ですね。
しばらく「アート志向」が話題になってきましたが、これからは「哲学志向」と呼べるようなアプローチが増えてくるのではないでしょうか?優れた会社には必ず、その企業ならではの世界観がある。それがない会社は、単に儲かるかどうかを軸とした戦略をとりがちだ。当然、そこから生み出された製品には個性がないから、他社から安く良いものが出てきたら、すぐに取って代わられてしまう。それでは疲弊するだけで、社員もその会社に所属することに誇りを持つことができないだろう。
人は自分の存在意義が感じられた時に幸せを感じるものだと私は思う。その人でなければならない理由がたくさんあればあるほど、幸せになれるのではないだろうか。それは企業も同じだ。いかに利益を上げても、規模が大きくなっても、その会社でなければならない理由がなければ存在意義が薄れてしまう。
だからこれからは、いたずらに利益や規模を追わず、他のどの企業とも比較されない唯一無二な世界観を持ち、その世界観に魅力を感じてもらえるような、熱心なファンがたくさんできるような会社をめざすべきだ。コロナを筆頭にVUCAの時代の中で、もはや各国の法が新しい変化について行けない事態が散見されています。
ビジネスの場では、企業間訴訟や一個人が企業を訴えるなどということも頻繁に起きています。
そのような時代に、法でない規範として倫理・哲学(正しい、善いという価値感覚)よりが重要であるという思想が広がっています。
特にGoogleの行動規範にある「Don't Be Evil(邪悪になるな)」が以前から、有名です。
もっとも、Googleは、この方針通りに経営判断がされていないことに社員が反発する事象も起きていますが、、、
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00155/082600026/