【現場】九州の地銀がすごいことになっている
NewsPicks編集部
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戦国時代に例えながら時系列にまとまっていて、わかりやすい記事。
前職の証券会社時代、某地方銀行のIPOを複数年担当していました。当時も年々PBR1.0倍を大きく下回る地銀が増えていく状況でしたが、数年前と比較しても地方銀行のPBR-ROEなどの指標や取り巻く環境は更に厳しくなっています。昨日は地銀動向の全体像をインフォグラフィックでまとめましたが、今日は再編が進む九州地銀の現状にフォーカスして紹介します。
ふくおかFG、九州FG、西日本FHの三大グループが並び立つ九州の状況は、戦国時代の勢力図を見るようで面白いです。
多くの地銀は当面の生き残りには問題ないようですが、PayPay、楽天、LINEなど新興勢力が個人向け金融サービスに入っていく中で、地銀に残された時間はさらに少なくなっていると思いました。三国志になぞらえての九州地銀ストーリー。さらに本州や四国を含めた陣取り合戦。覇権争いは、民をないがしろにしたところが負けとなります。大義があるか、旗印は何か。明確に打ち出せているところは少ない。