TikTokのバイトダンス、今後の軸足は30分以下の中尺動画 クリエイター支援に300億円超を投入へ
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中国では元々ストーリー性の高い中長尺動画が人気でした。
特に、家族愛の表現では強いエンゲージや視聴数があり、ショートムービーの流行後もそこまで中長尺の勢いが衰えている感じはしません。
またあまり知られていませんが、中国のTiktok(抖音)は15秒以外の尺のレパートリーがあり、段々と長い尺のニーズも満たしてきています。
今回のbytedanceの戦略は、まさに強者の戦略で、ショートムービーやその他のプラットフォーム(今日头条など)で獲得した莫大なユーザーベースに対して、新たな価値提供をしていく流れ。
中国はbilibiliや优酷(youku)など、有力な動画プラットフォームが多数存在する中、bytedanceの新たな仕掛けに注目です。プラットフォーム間の競争は結局のところユーザーの可処分時間の奪い合いなので、滞在時間が非常に重要なKPIになると思われます。
したがってYouTubeでの動画において長尺が奨励されたのと同様にショート動画から始まった動画プラットフォームもいずれ長尺化するだろうなと思ってはいました。
そうなったときにYouTubeと差別化が難しくなる中で、TikTok側の戦略としては資本の投下しかないと考えています。
圧倒的な資本力を武器に、クリエイターの囲い込みと広告宣伝に使われるのではないかと思います。
YouTube一強かと思いきやプラットフォーム間の熾烈な争いはますます注目ですね!