親と暮らせない子ども約4万5000人 『朝が来る』から考える、私たちにできること
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昨日公開された河瀬直美監督最新作『朝が来る』、舞台の一つが特別養子縁組で子どもを受け入れた家族です。監督自身、実の親から離れ養子として育てられた経験を持っています。この記事とは別に河瀬監督にインタビューした際、奈良の野山を自由に駆けまわって自然に対する想像力を膨らませていた自分を温かく見守ってくれていた育ての親の記憶を懐かしそうに語ってくれました。
「家族というのは血のつながりだけではなく、日々の暮らしの中から築き上げられたもの」という河瀬監督の言葉が印象に残りました。「血縁」が重視されることが多い日本ですが、血のつながりだけを重んじていると忘れられてしまう子どもがたくさんいるということ、どんな子どもも温かい家庭で育つことができるために、私たちがどんなことができるか、この記事を考えるきっかけにしていただければと思います。