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本稿筆者の藤井聡氏という京都大教授は、本当に学者なのか、品性のない政治屋なのか、微妙ですね。Youtubeでの発言を見ていると、完全に後者です。『大阪都構想』なるものは、単に行政機構の改革であって、魔法の杖ではありません。「大阪が大変なことになる」なんて言い方は、頭の悪い野党議員レベルの発言であって、学者の中立な提言には程遠いものです。そもそも、都道府県単位の行政割りに後から持ち込まれたのが、政令指定都市制度です。大阪などはその一つで、県なみの権限を与えられ、広域行政に大きな力を有します。ところが、これは府県と競合してしまう点に問題があり、元に戻しましょう。そして大阪市は人口規模も大きすぎるので、ついでに四つに分けましょう。そんな話です。

大阪市を解体させる大阪都構想は、大阪府を相対的に復権させる試みでもありますが、結果的には大阪市を利するものです。藤井聡氏は、都市計画の専門どころか、かなりの怪しい御仁で、国土強靭という採算の取れない、過剰な土木工事対策を主張する人物です。それでいて、広域防災対策をより大きく採れるようになるはずの大阪都構想に反対しているのですから、その専門性に疑念を持たざるを得ません。学者というのが政治主張をし出すと、自分の都合で、ロジックを歪曲させるペテン師になります。本件の行政機構改革論争では、何の、どの部分が、数値的にマイナスを示すのか、その改善・防止策を含めて提案するのが学者であって、構想への賛否などを口にするのは学者の分を越えるものです。