「デジタル通貨」発行へ準備 中国の中央銀行が法律改正案公表
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「中国は何事にも取り組むのが早くて凄い」とおっしゃる方が多いのですが、それには理由があります。民主国家では法律は議会を通して票決しないといけないから、意見が分かれたり、する中、合意形成するのに時間がかかる。つまり、国のトップでさえ法(ルール)を守らなくてはいけない。それが法治国家。
一方、中国は議会や政府の上に共産党という組織があるわけです。だから、共産党は法に支配されません。民主的プロセスを踏まず(形式的には踏むけど)立法できるのです。しかも今は、習近平が任期を撤廃してしまったから、独裁者状態になってしまい、共産党の中でさえ牽制が効かない。逆にだから、彼がやりたい事はすぐに通る。
問題は、そこでできる法律は国民のためではなく、共産党のために作られるって事。だから、中国の進め方を賛辞する事はできないんですよね。私は。軍隊ですら、国軍ではなく共産党の私兵ですから。国民を守るためにいるわけではないと…
CBDCも、一帯一路の支持国の謝金漬け化を効率的に進めるツールでしかないのでは…それで流通できる経済圏を広げて基軸通貨を狙っているんでしょうけど、もう、目論見がバレちゃってますからねぇ
注目のコメント
このあたりの社会実装をスモールスタートで、かつ大胆に行っていくのが中国の強さ。
その背景には、生活インフラや生活体験の向上に向けた官民の強い連携や国の強いリーダーシップ、技術革新の環境づくりがある。
大きく世界をリードする中国から見習うべきことも多い。今年に入ってから深圳や熊安、蘇州などで政府関係者で実証実験を行い、今月からは一般市民にまで拡大してデジタル人民元のテストを実施しています。
決済方法は、バーコード決済、タップ&ゴーの非接触決済、顔認識決済など多様。6,700種類の利用ケースをテストしたようです。
法律改正の準備をしていると伝えられていましたが、改正案を公表したとか。2022年の冬季オリンピックに全国展開を計画しているようです。
ちなみに、10月20日、カリブ海のバハマ諸島は中央銀行発行のデジタル通貨の全国展開を開始しました。その名は「SandDallar」美しいサンゴ礁でできた砂をイメージしています。