三菱ケミカルHD、新社長にベルギー出身ギルソン氏
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注目のコメント
三菱Grとしてはなかなか進歩的だと思いました。現在日系化学企業で非日本人社長はJSRくらいかと思いますが、同社で一定の在籍を経てからだったかと。完全に外部からだとすると指名委員会の選定過程に大いに関心を引かれます。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120201020406005.pdf
汎用製品のコモディティ化、原油価格の低迷継続などを踏まえると、付加価値アップに大胆に舵を切ることが求められているということだと解釈しました。MHIもこれくらいの人事があるといいですね。売上規模で言うと、三菱ケミカルHDは世界でもトップレベル（それでもBASFの半分以下）ですが、売上は頭打ち状態なので海外のトップを入れて、不連続な成長を狙っているのかもしれませんね。
■世界の化学メーカー売上（兆円）
シノペック（化学）：7.8
BASF：7.4
SABIC：4.7
三菱ケミカルHD：3.6
デュポン：2.3
住友化学：2.2
三井化学：1.2
■三菱ケミカルHDの売上（億円）
'11：30,885
'12：34,988
'13：31,667
'14：32,081
'15：36,562
'16：38,230
'17：33,760
'18：37,244
'19：38,403
'20：35,805
👇👇👇グラフ
https://docs.google.com/presentation/d/1-cxL9iGn35WHHjFm6bzYoy-RH0ySPcqNbitRF3vw7cQ/edit#slide=id.ga42964e0a4_3_5非日本人、かつ外部からの登用。椎名さんが張ってくれているリリースを見ると、Dow Corningで20年など化学でのキャリアは長く、Dow Corning後はPEから経営者として登用されていた模様。
会長の小林氏が2007年から社長含めて10年以上実質トップ。そことのバランスもどうなるか？
