「配達員の自転車が追突」ウーバーを提訴…負傷女性が賠償求める
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法律上の責任はないという立て付けのCtoC。使用者責任を訴えたということで裁判所の判断に注目です。私が報じてきたキッズラインの場合は1件目の事件があったあとに周知をせず安心安全と言って宣伝をし続け、結果的に2件目が起こったので本件よりも企業側の責任が問われてもいいと思いますが…いずれにせよこういったCtoCの曲がり角と言いますか、負の側面が明らかになるにつれ、結果的にCtoCがやっぱりダメということではなく、良いクオリティコントロールや安全、働き手への配慮などが整備されるといいのかなと思います。
追記:ウーバーイーツは、現在対人・対物賠償責任保険、配達中の事故により配達パートナー自身が傷害を負った場合に、医療費や入院費などの見舞金を補償する「傷害補償制度」というものがあるようです。それでは対応しきれなかったのか、その制度がはいる前だったのか。記事内では全く触れていないので不明。産経の記事の方がちょっと詳しいですね。
https://newspicks.com/news/5329207
「配達員は自転車に設置した自身のスマートフォンの画面を見て、配達先を検索しながら走っていたとしている」
いや~。これは拙い。
当時も配達員は配達中の事故に関して対人・対物の賠償責任保険に自動的に加入していたはずですが。
「配達員はウーバー側の委託を受け指示に従って業務に就いていたことから「事実上の指揮監督関係があった」とウーバーの使用者責任を主張している」まぁさもありなん。
つまり食事配達なんていう儲かりようのないビジネスをやるには徹底したコスト削減が必要で、ゆとりが全くなくなるモデルになる。そうするとあちこちで綻びが出てくる。
わたしは食事配達はどこまで行っても儲からないと思って見てます。
働ける時間帯が限られすぎており、かつ低単価のものなので配達料も取れない。
都合よくランチタイム、ディナータイムだけ暇なんですという人がいればいいですが、そんな人は労働市場には少ないはず。今配達員が増えているのはコロナの影響もあるだろうけど、各社配達員に過剰な報酬を与えているから集まっているだけです。
これを止めれば一気に配達員はいなくなるはず。
どこまで行っても無理筋だと思って見てます。