米新興動画サービス「Quibi」、わずか6カ月で「サービス停止」の可能性
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カッェンバーグはハリウッド随一の超超大物プロデューサー、メグホイットマンは言わずと知れたテック界大物プロ経営者。
その二人がスタートアップ的ではない、映画プロジェクト的なスタイルで、ほぼDAY1から1800億円近くも集めて立ち上げたスタートアップを、半年で早々に畳むという話。
スタートアップ支援業に、はしくれとして携わるものとしては、たいがいにしろと言いたくなる大汚点、とくにホイットマン。まだ64歳でもう一花くらいは咲かせられる(た)だろう彼女にはまともなオーナーはもう経営者として任せたいとは思わないのでは。もう経営からは手を引き彼女が本来やりたい政治の道に邁進したら良いと思う。
1800億円も集めてたった半年で放り出すのは忠実義務も経営者の矜持も何もあったものではない、出資した側からは合法的詐欺として受け止められるだろう。これだけ大きくなったYouTubeやその他プラットフォームがある中で並大抵の投資では勝てないのは大前提あるが、今回は1830億ものお金を集められたので数年はサービス継続してPDCAを回せたのではないかと思ってしまいます。AbemaTVでも-200億/年ぐらいなので。
短期間で使い切ったことを考えるとおそらく相当な数のプロコンテンツを制作費を払ってコンテンツ数を増やすことをやっていたのだと思うが、スマホだとなかなか収支が合わない。これが従来の制作会社がはいったときにペイしない典型的なパターン。YouTube、ニコニコ、TikTokはUGCからスタートしたので制作費がかかりにくいので良かった。
ベライゾンが提供していたモバイル動画配信サービス「Go90」の撤退しかり、制作が入るパターンはなかなか難易度高いと思うし、これだけのお金を一気に溶かしてしまったので投資家からの追求は厳しいと思う。レジェンドが関わっていただけに残念。Quibi自身の従業員向けオープンレターで告知されたので確定です。買い手を探しているとか、ホイットマンとカッツェンバーグの不仲など、いろいろ取り沙汰されていました。この先、コンテンツを切り売りするようです。
一方大統領選周辺で、バイデン陣営が当選の暁には共和党の政治家を一部入閣させるとの情報が流れており、その候補者の一人にメグ・ホイットマン(以前共和党からカリフォルニア州知事選挙に出たがまけた)が挙がっています。何やら、タイミングいいですねぇ。