ネット証券社長、終日停止に疑問=東証障害で―auカブコム・斎藤氏
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私自身は今回「外野」であり野次飛ばしてる状況ですが、やはり証券会社側含めたBCPの在り方(そもそも米国ではプレマーケットやアフターマーケット=時間外取引は証券会社毎に参加するか否か決めており、日本の様に夜間取引はじめ取引時間延長に一部証券会社が反対するから...なんて事は無いです)。
個人的には前回障害(2018年10月9日)後日談が裏目に出たものと推測しています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64708210X01C20A0000000/
前回は4系統あるうちの1ノードで障害発生し、当社はじめネット証券各社や外資証券は問題なく対処/適応できましたが、対面大手証券会社の大半が対処/適応できず半日~終日取引不能となってしまい、事後に東証が証券各社に陳謝する事態に陥り「証券各社との対話やコミュニケーションを重視する」と改善策を打ち出した経緯があります。
今回機に、東証及び証券会社各社のBCP見直しや定期的に証券会社も参加するBCP訓練実施は当然として、改めて「あるべきBCP像」をJPX調査委員はじめ業界全体で明らかにして行くべきだと想います。これが現場の真の声の様ですね。マスコミ報道とは大違い。
「当社が意見を求められていれば、当日中の再開に賛成した」と強調。今後は、障害が発生した当日の再開を優先すべきだと主張した。
さらに、斎藤氏は東証が「(障害対応)能力の低い方に合わせたのではないか」との見方を示した上で、「そもそも証券会社に聞く必要があったのか。一部の社に忖度(そんたく)して再開するか否かを決めるのは、海外の主要取引所ではあり得ない。東証は『ネバーストップ』精神にこだわってほしい」取引の停止はあってはならないことです。終日停止なんてもってのほか。
斎藤社長のような意見を厳しく受け止めて、東証は失地回復に務めないといけません。