米ネットフリックス、新規契約者数が予想下回る 株価急落
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会員数純増は220万人で、ガイダンスの250万人を僅かに下回りました。前四半期からの減少は、上半期にCovidの影響で会員獲得が前倒しになっていたので想定どおり。
売上、営業利益はガイダンスを上回っています。
今年の9月末までの会員数の純増は2,800万人以上で、前年の12ヶ月分の純増(2,780万人)を超過しています。
地域別の会員獲得数では、アジア太平洋が約100万人と最も大きく貢献しました。
フリーキャッシュフローも、9月末までで20億ドル超の黒字になっています。
注目のコメント
競合の存在や、新作の製作遅延なども原因でしょうが、コロナ禍での外出控えの鬱憤を晴らすかのように、世界中で外出する人が増えたことの影響が、やはり1番大きいのではないでしょうか。
家で過ごす時間が減った分、新規契約者数が予想を下回ったのだと思います。Netflix自身も、既に第二四半期の決算発表の時点で「自宅待機が終われば視聴は減少し、会員数の増加も減速することが予想される」と発表していました。ある程度は想定された結果だと思います。秋田さんのおっしゃる通り想定通りと思う(期待が高すぎた感もある)。すべてのエンタメ企業がオンラインに参入し顧客の「時間シェア」の奪い合いがますます厳しくなる中で、次の一手をどう打ってくるか。そう簡単には広告は入れないと思うのですが。
ちなみに、数年前のアメリカの記事で、Netflixを見ている人の半分くらいは自分のアカウントでなく、家族や友人のアカウントで見ているという話がありました。これなんかも、どうなったんだろうかなあ。