「衰退の五段階」と戦うトヨタ ソフト第一にカジ
日本経済新聞
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トヨタのまわりには教材がたくさんあります。世界レベルの自動車競争に敗れた企業の事例、他分野でも優勝劣敗がハッキリしてきました。
移動関連のスタートアップも勃興していますが、その中も玉石混淆ですね。世界で通用する数少ないモノづくり企業として、次世代移動の覇者になって欲しいものです。『衰退の五段階
(1)成功から生まれる傲慢
(2)規律なき拡大路線
(3)リスクと問題の否認
(4)一発逆転策の追求
(5)競合への屈服と凡庸な企業への転落か消滅
』
(3)の次が(4)だとして、一発逆転「策」にリソーセスを使いすぎると(5)に突入する。
成功体験で培う悪い習慣など、リスク(未来)と問題(現在)の事実を 正直に把握、策に溺れず良い伝統のレベルアップ、未だ見たことのないTPS(トヨタ生産方式)の真髄にチャレンジ、継続改善。
TPSで培って来たフレキシビリティも、かつて体験したことない水準まで上げていくソフトウェアファースト、加えてTPSのロバスト性、チームの力を磨く。