米住宅ローンに140万円以上の「黒人税」、人種平等のハードル－調査
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「黒人税」と表現しているところに違和感を感じずにはいられない。
記事の原題は、Black Homeowners Pay $13,464 More on Their Mortgages, Study Saysなのに、日本語訳の記事では題名に「黒人税」という言葉を入れるのはおかしくない？
ローンを組む時点でクレジットスコアが低かったり、借入金に対する頭金の比率が少なければ、人種に関係なく金利は高く設定されるし、保険料が高くなるようになっている。
もし同じクレジットスコアや頭金比率であるにも関わらず人種差がつくような状況であれば「黒人税」と表現するのは理解できるが、書類上は人種を特定できないはず。
つまり、結果的に統計上、クレジットスコアが低いのに家を買おうとする、払える頭金に対して多く借りようとする、といった傾向が黒人に比較的強く見られるだけとも言えないだろうか。黒人税という表現ですが、英語記事を読むと、この調査を行ったMITの研究機関自らが報告書の中で黒人税ということばを使っています。日本語版では見出しだけに使われてるけど。
もともと黒人は所得が低くて頭金も少ないのでリスク高いということだけど、低所得の人に借りやすい返しやすい仕組みは国が作れると思うんだけど、アメリカという個人主義実力主義資本主義バンバンの国では厳しいかな。
