富士通、社長含め処分検討 品質管理強化―東証システム障害
コメント
注目のコメント
時田社長に代わってから富士通は大改革を推進していますが、そうしたことに必要以上のブレーキをかけることにならなければと思います。
また、今回のテクニカルなことはわかりませんが、このような大きな失敗に対して、どのようにアプローチするのか、というのは、組織を硬直化させもすれば、組織をより良い状態にするきっかけにもできます。
硬直化させるのは、誰のミスなのか犯人探しをしたり、それを「企業文化」などの抽象的な問題にしてうやむやにすることです。同じ問題がこれだと繰り返されますし、ミスをしないようにしよう、と過剰な形式化がはびこり、皆が自分の責任範囲を限定し、結果、大事故を繰り返すことになります。
一方、より良い状態にするためには、適切な対話を重ねることです。対話と言ってもじっくり話すという意味ではなく、この問題が起きたのは、一体背後にどういう問題があったからなのだろうか、そのことに対して、それぞれができることはなんだろうか、と時間軸としても前進方向で問題を掘り下げることでしょう。
ここで重要なのは、人と問題を一度切り離し、問題を問題として考えることです。
どのようにこの問題をハンドリングするのかが問われています。時田社長も処分を受けるとのことですが、必要以上に萎縮することなく、前向きにこの問題に対処する方向で進んでいっていただきたいと願っています。起こったことは重大であり、再発防止のために十分な対策がとられるべきですが、金融庁の東証への立入検査といい、富士通の今回の対応といい、何か裏で筋書きを用意し終わって、関係者への根回しも終わったので、おもむろにシナリオに沿って淡々と進めているだけといった感触が拭えないのですが。
本当に謝ったり処分したりすることが必要な時にはあまり行われず、こういう時にはシナリオ通りの流れ作業で進めておしまいにするということだとすれば(あくまでも感触ですが)、組織からはますます活力や健全さが失われていくのみと思います。ちなみにAWSは年故障率0.01~0.001%は1年で故障する時間は315秒とかのレベル。
これが一般大衆向けのシステム。
しかもたとえサーバーダウンしても、違うリージョンから瞬時にデータが来るから、ほぼ気づかない。
もっとちなみに言うと、去年のGW明け5月末のau大規模障害ってSIer富士通じゃなかったけ?😇