金融庁、東証に立ち入り検査へ 改善命令軸に処分検討
コメント
選択しているユーザー
今回の事象は、2015年に製品マニュアルが変更されなかったことに起因する事象であり、またこのような想定外事象発生時に速やかな業務復旧シナリオを用意できていなかった事象です。製品の設定値はゴマンとある中で、初期値OFFの動きが大きく(しかもさりげなく)変わっているというのはワナですね。。
前者については東証として把握することはまず不可能であり、外形的には(費用対効果を鑑みると)テストバリエーションにも不足があったようには見えません。エビデンス(証跡)があり、当時の判断の妥当性が確認できるかどうかが重要と思われます。動作中にメモリ抜いたりしたら色々壊れるリスクもあります。
後者についてはどこまで用意できており、どこから用意できていなかったのか、という点が客観的に把握され、それが改善命令されるポイントとなりそうです。
これ以外に富士通社としてのマニュアル不備も大きいですが、少なくとも5年間顕在化されなかったのですから、それだけ動かない機能だということなのかもしれません。
注目のコメント
立ち入り検査してどうするの?というご意見も多いですが、別にサーバーラックを見に行くわけではありません。
システム納入時のチェックが手薄だったことが今回のトラブルの直接的な原因なので、確認マニュアルの整備状況や納入時の対応経緯などをヒアリングするためのものだと思われます。犯人探しをするつもりではないですが、再発防止に努める責任はJPX、東証なのでそこを間違えないようにしなければなりません。その上で下請けも含めたパートナー企業との間の品質管理の杜撰さをどうテコ入れしていくかが重要です。
サービス利用者、業界、他国からは東証以外の金融関連のシステムも同じような事が起こっている?と思われているわけで目先の改善プランではなく、信頼回復までを見据えたプランを立てて取り組まなければ、担当者のミスでした、では誰も納得しないと思われます。富士通に立ち入りの間違いじゃないの?
マニュアル通りにやって障害でて改善命令とか、全責任があると言ったとはいえ、東証被害者すぎる
今後はマニュアルの正しさを検証する義務が発注者に発生すると言うことか。
バックアップ、5年「OFF」 富士通のマニュアルに誤り 東証システム障害
https://newspicks.com/news/5317700/わ