躍進するカナダグース、「パンデミックの冬」の成長戦略
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数年前から冬に東京のオシャレエリアである表参道や代官山を歩くと5分に1回は着ている人を見るほどにまで大人気となったカナダグース。昨年も人気は続きアイテムによっては発売初日からソールドアウトになったものまで。
個人的にはそろそろ飽きられてきた頃かな?と思っているのでファッションピープル達は手放し始めた印象。
良くも悪くも裾野が広がりマス層に移ってきてるんでしょうね。カナダグースは、2016年ぐらいから一気にブームになりましまね。この2、3年は都内ではかなりよく見かけるようになりました。もうお洒落ピーポーには広まりきった後という印象。
お洒落がモードからアウトドアカジュアルを取り込んだものにシフト、ここ5年で一気に拡大したカジュアルアウトドアブームに乗りましたね。当初は温暖化でこんなオーバースペックという感じもありましたが、寧ろそれが当たりました。オーバーサイズなのもトレンドを捉えたのでしょう。
随分前のモンクレールと同じようなブランド戦略を狙うのでしょうか。ただ、もう既に同種のものが溢れている中、結局業績を拡大するにはモンクレール のような高級路線やSKUを増やす戦略がありますが、カナダグースのブランドでうまくいくかは疑問は残ります。結局薄手のものを増やす必要がありますが、下にはパタゴニア等、上にはモンクレールと混み合って来ますから、差別化したブランド戦略が構築できるか。もしくはハイスペック✖️高級というタウンカジュアルの市場創出できるか。
日本は暖かくなりましたし、都心は歩くことも減りましたが、まだまだ寒い国も多いですが、アジアは暑いので中国だけに
留まるんですかね。まぁ中国の需要だけで成り立ってるブランドも多くありますから、いいんでしょうけど。
1ユーザーとしては、変に拡大路線で品質を下げたり潰れてしまうより、着実にニーズのあるものを品質を高めつつ、低価格化して欲しいものですが、どうにもアパレル業界はそういう方向にいきません。
生き残り競争は熾烈で、ブランド化するにつけ、大手ブランドグループに買収される世界。資本主義によりブランド戦略が、ユーザーを置いてけぼりにするようなことになるなら、仕組みから考え直さないといけませんね。高級素材の値段が上がりまくってますが、需要以上に各ブランドが買い占めに走るからであって、おかしなことが起きてます。直近の冬からヤンキーとカナダグースの組み合わせが多くなってきました。
残念ながら、もう流行りの終わりは始まってると思います。
ヤンキーが流行りを終わらす破壊力は凄まじいの一言です。
過去を振り返れば、そんなネタはよーさんあります。