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今回、弔意表明をめぐるドタバタを天国でどう見ているのでしょうか。東大をはじめ雨天を理由に弔旗の掲揚を取り止めた大学が相次いでいます。そんな様子を見てにっこり笑っていると私は思います。
神嘗祭という宮中の重要祭祀の日(戦前であれば「祭日」の扱いを受けていた日)に、「臣下」たる従一位大勲位菊花章頸飾、内閣総理大臣経験者の葬儀を営み、皇嗣たる秋篠宮文仁親王を「臣下」の葬儀に参列させた内閣と自由民主党の「非礼」について、いわゆる「保守派」の人たちは何も思わないのだろうか?もし何も思わないのだろうとしたら、一体いわゆる「保守派」の人たちが守ろうとしている「歴史」や「伝統」とは何なのだろうか??
追記:
ちなみに個人的には中曽根氏の葬儀を内閣・自由民主党の合同葬として営み、一部を国費で賄うことには賛成の立場。自由民主主義国家において、一定の民意を得て位大臣を極めた人物の葬送を行うことに特段異論はなく、同様のことは歴代の多くの内閣総理大臣経験者に対しても行ってきたわけで、過去とのバランスを考えるのであれば大きな問題になることではない。
ただ、自由民主主義国家である以上はその費用についての情報公開は適切に行われるべきであるし、「冥福を祈りたくない人たち」の自由もまた尊重されるべきであるから、半旗と弔意の強制は行われるべきではない。
原子力に早くから目をつけ、持ち込んだ張本人。
今でいうと、小泉進次郎並みの勢いのあった若手議員だったのかも知れない。
国鉄(JR)、電電公社(NTT)、日本たばこ産業(JT)の国営企業を民営化したことも実績だが、年金改革による基礎年金の導入、本人一部負担での医療保険改革の方が社会基盤の整備という意味では評価されると思う。
レーガンと胡耀邦との人脈が外交では有名ですが、個人的に一番評価するのは、日本の経済1人勝ちで激化する米国での日本叩きを、日米共同宣言で押さえ込み、同時に現在の国防の基礎体制を作った事。
自らの海軍での経験から、人一倍平和を意識し、左派からはタブーの国防を真剣に考えた人だったと思います。
税金は国をより良くするために使っていくべきだ。
他の国や過去の例を比較に出して妥当という方もいるが、それはただの思考停止ではないかと思う。
ここで使ったお金を他のことに使えばより国をよくできないか、今生きている人たちを救えるのではないか。
そう考え続け、行動することがが中曽根元首相の想いを継承することでもあり、一番の葬いになると考える。
合同葬の様子はYouTubeでも配信されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=ea_t6o3sAFc