「命に関わってくるかも」新型コロナで献血者が激減
テレ朝news
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産科で輸血する時って本当に大量に使うのですが、コロナ後の輸血の在庫の少なさは現場でリアルに感じます。輸血を依頼すると以前は「産科の大量出血ですね、じゃあたくさん要りますね」とすんなりだったのですが、今は「あらかじめ言っていただかないと…」(←産後の出血にあらかじめなんて無理です…)、「2時間かかります」など言われたりします。先日も産後の出血が止まらず輸血を依頼しましたが在庫が足りず、別の科が手術室でオーダーしていた分も一部分けていただいて凌いだことがありました。かなりヒヤヒヤした夜でした。
献血も大事ですが、以前はコストなどが見合わないと言われていた人工の血液製剤をもっと導入するチャンスかも。当然といえば当然なのですが、コロナ禍においても他の病気は同じように発生しており、輸血を必要とする患者さんの需要は変わりありません。競泳の池江選手のように、血液の病気で頻回の輸血を必要とする方も変わらずいらっしゃいます。記事にあるように、4月頃と比べると手術も通常通り行う病院が増えており、それによる需要増もあると思います。
輸血製剤の中には血小板輸血のように「有効期限が数日」というものもあり、多くの方に定期的に献血に協力をしてもらう必要があります。献血に協力してくださる方により、今日も患者さんや医療現場は救われています