NEC、自社のシニア人材派遣で新会社 大量定年対応
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高い年齢の従業員に対しての施策に、「想像したよりも狭い範囲で・・」の印象は、根底に排除(言い過ぎかも)の論理が頭をかすめる。こうなる以前の経営は、例えば30年前には何を考えていたのだろうか?
90年代半ばに、従業員の中高齢化に、組織ピラミッドが維持できなくなることを踏まえて、労組から、中高齢従業員の再配置対策を経営に提言したことがある。
当時の人事担当は、「成長で吸収する。」と、あっさり答弁した。小売で養われる商いの力を活かしきるということだし、グループの成長に伴う将来に向けての経営者不足を補うとの意志もあった。
雇用したら、一生をともにするという、オーナー企業、創業からの人に対する雇用倫理を感じた出来事だった。うーん、、、申し訳ないけど適用できる場所はかなり限られそうな気が...。具体的にどういった場所に派遣されるのかは分からないまま話をしてますが、個人的には実は冒頭にある高度な専門知識という部分で既に成り立ってないと思ってます。
年齢的に気を使いそうという話ももちろんありますが、それ以前の問題。ITの世界はいい加減に職人技とか熟練みたいな話から離れるべきだと思いますよ。メリットよりデメリットの方が大きい。
ITの世界って本当に進化が早くて、私が新卒の時にやってたような開発ってほぼやってないというか、もはやそんなシステム無いでしょ?ってものは凄く多いです。開発スタイルもかなり変わってます。
更に今時こんなの当たり前でしょ?ってものはもっと多くて、それを知ってるか知らないかで全くアプローチが違う事も普通にあって、生産性に本当に100倍差が出る事もあります。
極端な例だと昔はコツコツ100時間かけて作ってたんだろうなという物もコマンド1発1分で自動生成とか普通にあります。。。
なので、これはシニアに限った話ではなく本当に日々勉強なのがITの世界です。
例えるなら、現代将棋の若手プロに100年前のプロが指導対局するというのが雰囲気として近いと思います。定跡も戦型も研究されて変わってるので圧倒されるみたいな。テクノロジーの世界なので、熟年の肌感覚みたいな職人技である前提がまず間違ってると思いますよ...。NECに勤める父が55歳で会社の紹介で65歳まで働ける機構に出向しました。難関試験を突破して自力で出向先に就職したので、おんぶに抱っこ状態ではないですが、こうした支援をするのはさすがだなーと思います。
ただ30年以上会社に忠誠してきたのに中途半端な中間管理職だったので65歳定年で詰んでます。
30年以上同じ会社に尽くしてきて、顧問などで再就職ができないほどNOスキルな仕事をよく30年もやってきたなーと、僕の世代からすると考えられません。