フェイスブックがデータスクレイピングを実行する2社を提訴
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注目のコメント
こういう訴訟ごとを目にするたび、これからの法曹界の方々は法律だけではなくテクノロジーの深い知識も必要になってくるのだろうなぁと思い、生業とされている方々には深い尊敬の念を抱きます。
法律とテクノロジー、どちらかだけでも大変なのに、両方理解するなんてめちゃくちゃ大変。
応援します。スクレイピングといっても記事の事例は公開ページをクローリング(これは合法)してそこからデータを抽出するのとは異なります。
この事例はユーザーに便利ツールを装ったブラウザ拡張等をインストールさせて、その拡張がFacebookのプロフィールページに認証された本人としてアクセスして個人情報を収集するもの。それどんなマルウェアといった感じですが、調べると以前から評判の悪いアプリ開発者だったようです。
中にはダウンロード数が100万を超えるブラウザ拡張もあったようで、単純にダウンロード数が多くて評価も良いから安心とは言えない良い例だと思います。
仕事として欧州の公文書館や研究機関向けのWebクローリングに関わっていた事がありますが、一般的なWebクローリングやスクレイピングについてもちゃんと尊重すべき作法があります。
最近はScrapyなどの手軽なフレームワークが使える様になって状況は良くなりましたが、それでもrobots.txtやポライトネス等をちゃんと尊重しないとbanされるのでご注意を。スクレイピングダメなのか?と一種びっくりしたが、さすがにこれはアウト、ということでお願いしたい。やりすぎです。
"実質的には公開されていないプロフィールデータをスクレイピングしたBrandTotalを告発すると言うものである"