ファストリ、82%増益を予想 21年8月期、コロナ収束想定
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注目のコメント
追記分。
決算の内容についてはさまざまに語られるのであえてコメントはしていませんでしたが、要は新型コロナウイルスの封じ込めが早く経済をいち早く回復軌道に乗せた中国の事業が大きいことと、リモートワーク定着でライフウエアが世界的に求められたことが、他のアパレルと比べて好成績につながったと考えさせられます。
以下、当初コメント。
個人的注目は定款の変更。海外で「倉庫業及び倉庫管理業(17)運送取次事業(18)生花、観葉植物等の植物及び造花の販売(19)雑誌、書籍等の各種印刷物、文房具、日用品雑貨の企画及び販売(20)医療用品及び衛生用品等の企画・製造・販売及び輸出」などを営む企業に出資等をすると述べています。ローカルごとに最適なECとロジのパートナー戦略を進めるように読めますがどうでしょうか。のちほどIR資料等で確認したいところです。(既にいろいろ動きが出ているのでしたら私の失念ですのでお許しください)。
ちなみに柳井さんのプレゼンはSDGsから情報小売業のためのグローバルプラットフォーム構築に対する決意再表明に戻ってきた印象。アパレル業各社が厳しい決算の中明るいニュースでホッとさせられます。
ファストリはグローバルブランドですが、主戦場は未だアジア。アジアは欧米に比べて新型コロナウィルスの感染被害が軽微なので、欧米が主戦場のInditex(Zara)やH&Mに比べても好決算を出しやすい状況でしょう。特に中国での増収増益が大きい。
ファストリのInditex越え(時価総額)も数年早まった形になるかもしれません。私のドタ勘ですが、この予想値は達成してしまうと思います。
それくらいにユニクロには勢いがあるし、敵失の影響も大きく効いてくるのでは(他のアパレルは攻める余力が乏しい)。