【松下慶太】リモートもオフィスもいいとこ取り 未来の働き方、実現のヒント
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注目のコメント
オンラインだとコミュニケーションが苦手な人、オンラインだと水を得た魚になる人。朝が苦手な夜にエンジンがかかる人、超朝型の人。
コロナ禍で働くスタイルの選択肢が広がりました。これからは一人一人がどんな状況でベストのパフォーマンスを発揮できるのか、その特性をきちんと見てくれる会社が「いい会社」の一つの指標になるのかもしれません。
働き方とコミュニケーションデザインを専門にする関西大教授・松下慶太さんのインタビューです。会社側が考える生産性と個人が考える生産性は定義が異なります。
一方で、共通している部分は、集中することができるかどうか?
それは制度面、環境面などですが、正社員にとってはやっぱり個人が選択できる裁量権は必須。この柔軟性をどこまで担保できるのか?が問われているのかもしれませんね。皆が皆、自分に最適な働き方を見つける事は大事な考え方だと思いますが、仕事は一人で完結するとも限らないので、周りへの配慮が必要で、そこが多彩な働き方が混在する事の難しさだと思います。
「自分はこういう働き方だから」と主張できる人には配慮し易いのですが、そういう主張を苦手とする人も一定数いますよね。例えば小さい子供を育てている人は少しでも早く保育園にお迎えに行きたい筈なのに、その気持ちを隠してしまう人は多いです。そんな人に特に配慮無く長時間化しがちな会議を夕刻にアレンジする人は結構居ます。会議をアレンジした人も、決して悪意が有ってそうした訳ではなく、単純に子育て経験が乏しいが故に配慮しきれないのだと思います。
自分の最適な働き方を見つける事で満足せず、その働き方を周りに認知してもらう努力も必要だと感じます。