この連載について
NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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「ユニクロ」や「ジーユー」などの、SPA型低価格衣料専門店を展開。特に中核事業であるユニクロは中国・アジア地域を中心に出店を加速。世界でも上位の売上高を誇る。
業種
カジュアル衣料専門店
時価総額
14.9 兆円
業績
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https://www.mckinsey.com/business-functions/strategy-and-corporate-finance/our-insights/dare-to-err
「服の領域で社会を支えるインフラになる」
「社会のためになる企業しか生き残れない」
「国家という存在にとってかわる真にグローバルなプラットフォーム」
というヴィジョンの力強さときたら。
こうした次世代を創る言葉を自ら明確に語れるリーダーが日本にいるということ、
非常に頼もしく感じます。
「情報はそのままでは知識でしかないが、人間の力で知恵に変えることができる」生き残るための考え方。
コロナ影響は残るものの、すでに目線はその先に。
時価総額も上がり続けているのは驚異的です。アジア市場の成長期待は今後も続くので、しばらくファストリの快進撃は続くのではないでしょうか。
変わるもの、変わらないものを見据えて、次の布石を打てる企業・個人が生き残る。社会に役に立たないものを売っていると支持されない。コロナはなんとなく、見えていた物事の勝敗というか、白黒曖昧だったものもくっきり見せた。柳井氏の演説を聞いてそのように感じました。
売上収益2兆88億円(前年度比12.3%減)、営業利益1493億円(42%減)、純利益903億円(44.4%減)。
UNIQLOは数少ない世界で通用する日本のアパレルブランドです。
新興SNSで新規ブランド立ち上げが容易になり、消費者の趣向が細分化してますが、すでにインフラと化したUNIQLOは揺れないと思います。
決算では様々な新規戦略事業も発表。コロナを乗り越えた後の展開が楽しみです。
一方で愛着が湧く服、着る人と共に成長し、良くなる服も規模は小さくても、生き残ると思うし、活躍してほしいし応援したい。
同じアイテムでも、毎年進化しているのがすごい。素材から形状、デザインまで毎年進化しているのには驚きます。
ベーシック服の領域で世界のインフラになることは間違いなさそうです。
個人的に気になる発言は以下の点。
>今私が描いている夢は、このような優れた民間の個人や企業と連携し、これまでの世界を縛ってきた国や民族の垣根を取り去って、国家に代わる、真のグローバルなプラットフォームを作ることです。
最近、反発が大きい『グローバリズム』的発想ですよね。このコロナによって国境という壁を取り外そうとしてきたEUですら国境封鎖したり、トランプ大統領のように国というものを大事にしようというナショナリズムが見直されつつある中で、何となく逆行しているように思えます。
FRには日本を代表する企業として、垣根を取り去るのではなく、各国の独自性を尊重する企業になってもらいたいです。
世界の一流デザイナーの手掛けた製品は、パターンからして通常製品とまったくちがっていて、これを手ごろな価格で購入できるのは本当にありがたいことです。そしてこうした製品を短期間で安価に世に出す技術と仕組みに、デザイナー側も強い関心を寄せているのだと思います。
新しい「+J」が本当に楽しみです。