AI活用の新薬開発を加速、中国「XtalPi」がソフトバンクなどから330億円超を調達
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2015年に設立された晶泰科技はデジタル化とスマート化を特色とするAIベースの新薬開発サービス企業で、最先端の計算物理学、量子化学、AI、クラウドコンピューティングに基づいた新薬開発サービスを世界の企業に提供している。
"このID4(Intelligent Digital Drug Discovery and Development)新薬開発プラットフォームは量子物理学やAIとクラウドコンピューティング技術を組み合わせ、分子薬物の重要な特性を正確に予測し、新薬の前臨床研究の効率や成功率の向上を目指すものだ。"
創薬プロセスにおけるAI活用部分としては、上記のようにスクリーニング部分(大量の化合物候補から目的とする薬になる可能性が高そうな化合物に絞り込む部分)だと思います。
一方で、ロボットを活用して大量試験を行うハイスループットスクリーニングもあって、そちらの効率も改善してきていると思うので、現状はAI活用と比べてどちらの方がコスト効率が良いのか気になりました(もしくは併用する方が良かったりもする?)。330億円とは、どの程度の株式価値評価を前提とした出資なのでしょうね。このような医薬テック系のベンチャーに対してどうバリュエーションがなされているか非常に気になります。