【提言】農業経済学者が「菅政権」に求めたいこと
NewsPicks編集部
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安倍政権は、保護農政の路線を取ってきた自民党が、自由化の路線へ舵を切るという、大きな転換点でした。
グローバル化や国内市場縮小を考えると、競争力の強化は必須です。日本のお米はおいしいのに、実質的な減反政策を受けているのは悲しい。どうしたら海外の人に食べてもらえるのか、というところから逆算して生産する、というような動きが広がっていってほしい。私はかつて新聞記者として1年半、TPPにまつわる農業改革を取材し、それから農業系のベンチャー企業に移って3年間、いろんな農地を見て回っているが、農地の取得を希望する人にお目にかかっことはない。
現行の賃借制度で十分という声ばかり。
流動性が低い農地の取得にはリスクを感じ、一様に及び腰だった。
この御仁には何度も取材したが、基本的にアンチ既存農政という党派的なモノの見方をする方だ。
それはそれで結構な商売だが、なにごとも現場に立脚して発信してもらいたい。