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武田薬品主導の企業連合、血液由来のコロナ治療薬の生産に着手

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    武田の「血漿分画製剤」について補足します。

    そもそも人の血液は、細胞からなる「血球」と液体成分の「血漿」に分けられます。そして、この「血漿」の中には「抗体」と呼ばれるタンパク質も含まれています。この抗体はウイルスと戦う銃弾のような役割を果たします。

    血漿分画製剤は、すでにSARS-CoV2に感染した患者さんから血液を採取、回収して液体部分の「血漿」だけを分離して製造します。この採取した血漿を投与するのが、「回復期血漿療法」で消費期限は約1日とされています。

    一方、武田が主導して作成している製剤は、何千人分もの血漿を集め、そこから純度を高めて抗体の含まれる成分を濃縮します。これにより、「回復期血漿」で投与される抗体の何倍もの量の抗体を含む製剤としています。また、純度を高め濃縮することで、長期保存が可能となります。

    血漿分画製剤の最大の利点は、すでにその他の抗体製剤や血漿分画製剤で高い安全性が確認できていることです。

    一方、有効性の確認には、第三相臨床試験が必要とされます。しかし、先行する回復期血漿療法などでも比較的良好な結果が得られており、期待されています。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    こちらは、コロナ以降の決算説明会資料で毎回触れられていたもの。
    アライアンスは、記事にある企業のほかに数社、また米NIH(国立衛生研究所)やMSなど医療以外の企業からも支援を受けている。
    直近Q1の決算説明資料(下記)では5月からジョージアで最初のバッチ製造と書かれている。
    https://bit.ly/3j1sdDj

    下記は、2019年7月の同領域の説明会資料。ほとんど知見がない領域なので、是非専門家の皆様の知見も窺いたいが、自分が気になったのは下記。
    ・「血漿の収集に関する法規制は国によって異なる」→各国で収集からプロセスを作らないといけない可能性があり、スケーラビリティという点では米国など大規模な国にフォーカスせざるをえない?
    ・「血漿分画製剤は製品が完成するまでに12か月近くかかる」→貯留保管プロセスが冒頭数か月にあり、物理的にそもそも時間がかかる?
    ・「PDT事業は一般的な制約事業とは異なる:一人の患者さんの1年分の治療に1000人以上の献血が必要となる」→これは通常の病気の場合で対ウイルス用途では分からないが…
    https://bit.ly/2H2Vct6

    Why Takeda?という観点で、武田はビジネスのフォーカスとして血漿分画製剤もいれている(ほかに消化器系疾患、オンコロジー(腫瘍・がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、希少疾患)。Shire買収以降にフォーカス領域で出てきて、元々Shireが強かったオーファンドラッグ領域も血液向けだったのだと思う。


  • メモ。【ウェバー氏はインタビューで「効果がある可能性は非常に高い」と指摘し、同治療薬の生産に向け、回復した患者に血漿の提供を求める取り組みを加速したと説明した】


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