経営者と投資家の違い・共通点について考える
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スタートアップの経営者と投資家は、出資におけるエントリーのタイミングとエグジットの時点において、経済条件におけるコンフリクトが如実に表れることがあります。
事業が生み出す富のパイをどのように切り分けるかという点は、単純なゼロサム・ゲームになるからです。
その一方で、事業が生み出す富のパイをいかにして大きくするかという点においては、同じ利害を共有する立場にあります。
事業を内側の視点から捉える経営者と、マーケット全体から俯瞰する投資家は、うまく噛み合うことができれば、補完的な関係を築くこともできるはずです。
ウォーレン・バフェットは「自分は経営者であるからこそ良い投資家でありし、また投資家であるからこそ良い経営者であれる」と述べていますが、両者が互いに学び合い、高め合うことが理想的な関係なのでしょう。「経営者であっても、会社を成長させるうえで投資家の観点は本来持っておくべきものであり、また投資家であれば、経営者の観点を持つことによって、より筋の良い投資ができるようになるのではないでしょうか。」に共感。
補完的に必要な役割だが、共通点は多々あると思う。以下引用
>経営者が、自社の強みを起点に、競争優位性や成長可能性を見積もっていく一方で、投資家は、外部環境を起点に、この事業の勝ち筋は何か、勝てる要因は何か、という議論を持ち込むことができる。お互いに違う視点を戦わせて議論することによって、戦略筋・勝ち筋の検討がより深まり、成長・株主価値の向上を実現する確度の高い戦略を実行することができると思います。