【独占】次世代ツールの本命、Notionの全野望
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今年4月に8000万ドル(約88億円)リリースを発表した次世代ノートツールNotion。10年以上会社が存続できるような額とTwitterで見ました。
しかし、ここまで使われるサービスを作る道のりは容易ではありませんでした。
2015年、Notionを作っていた彼らは窮地に陥ります。当時のサービスはバグばかり。エンジェル投資のお金が尽き、4人いたメンバーを解散する選択に迫られます。
そこで彼らがとったのは、「安い」京都に移ってプロダクトを徹底的に作り直すこと。そこで生まれたのが今のNotionです。
立ち上げが分かるブログはこちら:
https://www.figma.com/blog/design-on-a-deadline-how-notion-pulled-itself-back-from-the-brink-of-failure/Notionは、触っただけでその美学と哲学を感じられる数少ないツールです。
最初は、流行りのノーコードとして出発したのですが、2年後に、実は日本は京都で、完全な再スタートを切った"京都企業"でもあります。インタビューを読んでもらえばわかるように、その京都で感じたインスピレーションが、Notionの美学に反映されています。
もう一つ、興味深いのは、急成長してもチームを小さく保ち、スケールを求めるVCから資金調達を長年拒否し続けてきたこと。「アート作品に多数のアーティストは必要ない」という姿勢にも、新世代ならではの哲学を感じます。
今、Notionは、これまで2、30年にもわたってエクセルやワードが君臨してきた市場に全く新しいアプローチで席巻しはじめています。
その創業者への直撃インタビューを是非ご覧ください。Notionは、シンプルなUXだけど、カスタマイズ性が高いという独特なツール。
エンタープライズに進出すると機能が増えていき、複雑なUXになって初期ユーザーが離れて行きがちですが、Notionは最初からその課題をクリアしてるので、エンタープライズ進出も成功しそうな予感がします。
Notionの公式ヘルプも、Notionで作られており、見てるだけでも楽しいです。
https://npedia.wiki/help