吉野家、57億円の赤字=上場来最悪、コロナで客数減―8月中間
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「うまい、安い、早い」のキャッチフレーズ(いつのまにか安いと早いが入れ替わったようです)に偽りなく、大好きで応援したい企業ですが、デフレ日本の象徴とも言えます。あの商品のクオリティで、サーブされて3, 4ドルなんてあり得ない…。グローバル市場で原材料価格も人件費も上がり続ける中、日本だけがその価格を維持し続けようとすることに無理があります。安くて美味しい牛丼を食べながら、気持ちの良い素晴らしい接客をぼんやり眺めていると、これがいつまで続けられるのだろうと不安な気持ちになります。
安くて美味しい丸亀製麺がうまくV字回復している施策を参考にしてみてはどうでしょうか。
丸亀製麺では、コロナによって2020年4月頃から客数が激減していましたが、衛生環境をCM等で打ち出したこと(この施策を行った裏では、消費者心理をテストし、変化を捉えた上で施策を打ち出されたようです)で大きな集客効果を発揮されていました。
また、コロナによって来店が難しくなるため、テイクアウトの容器を改良し、店内と変わらないクオリティで食べれる状態を生み出し、それを店内の衛生環境を告知した後にテレビ等の媒体を活用してPRされていました(これによって、衛生イメージの向上+テイクアウトの認知、購買意欲向上につながった)。
このように、消費者が持っている思考の根本を捉え、そこに対してアプローチを仕掛けていく事こそが大切なのでは無いでしょうか。
また、少し話が変わりますが、吉野家以外のチェーンの魅力が弱すぎる気もします。