ワールドマスターズ開催延期へ 生涯スポーツ、来年5月を1年
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2013年、関西広域連合としてワールドマスターズゲームズを招致する下調べに私と鳥取県の平井知事と共同団長でトリノ大会を視察しその素晴らしさに感激しました。世界からスポーツを愛する中高年の方々家族と共にが集い、勝ち負けを競うだけでなく、現地の皆様から温かいおもてなしのもと、国や地域、世代を超えて、楽しく交流されている様子に、また、超高齢化社会を迎え、スポーツによる健康長寿やコミュニティーの活性化等の取組の深化につながると確信しました。
そして、多くの方々が関西で力を合わせて開催したいという熱い思いでご尽力頂き、開催が決定し準備を進めてきた大会、なんとしても成功させたい、これは全ての皆さんの共通の思いであります。
しかし、コロナ禍により先が見通せない状況が続いており、開会式や陸上競技等を担う京都市でも関係者と議論を重ねてきましたが、この大会の意義を踏まえたときに、来年開催するには課題が多いことは事実であります。
今回、組織委員会(井戸敏三会長)において、1年程度延期する方向で調整されることとなりました。
議論に議論を重ねたうえでの苦渋のご判断、心から敬意を表します。
世界中から集まった多くの参加者の皆様が安心・安全な環境で、スポーツ、交流、観光を心から楽しむことができる、大会の真の成功に向け、改めて関係者の皆様とともに全力を挙げて取り組んでいくことを決意。