自民、学術会議に不信感 中国側と協力 活動の不透明性
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注目のコメント
俯瞰的視点が無ければ、専門を極め、その分野の権威になることはできないと思う。ましてや、学術会議の創設の趣旨を考えれば、この視点が欠かせないことくらい、日本の頭脳と思われる方たちがわからないはずがない。
政権が問題視し、任命を拒否した理由は、問題となる法案への反対や中国との関係という、政権が許容できない行動に対してだろうから、これこそ俯瞰的でなく偏向している。
政権が、問題の法案等で、あれだけ有識者から反対されたことの意味や意義について、思い至っていない証左だ。法律が成立したらこっちのものではなく、反対された論点について、法律を行使するとき充分に留意しなければならない、ダメなら変えなければならないということだ。まったくもって、民主主義の意義がわかっていない。
いずれ、政府がこれまで、学術会議とコミュニケーションを深めてきたとは、言い難い状況だ。毎年10億もの税金を使って来たのに。問題のすり替え。
学術会議のあり方は別で議論すれば良い。
今回の一番の問題は「過去の政府答弁からいきなりの変更」と「理由の説明を全くしない政府のスタンス」。
学術会議云々の話じゃないでしょ?