【塩野誠】デジタル国家を成功させる「4つのポイント」
NewsPicks編集部
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「つまり大切なのは、デジタル政府は即完成する世界ではないと理解することです」に尽きると感じました。完璧志向、銀行や役所はミスがないことがあたりまえの日本社会では、A/Bテストができない(許されない)。それでいてスピードだという。首相はミス(試行錯誤)が必要と宣言する、役所はミスしたら潔く謝る、国民は前向きのミスに少しだけ寛容になる、ことでだいぶ変わると思うのですが…
ちなみに、エストニアの先生は「ほかの国のような銀行がもともとなかったことが大きい」と言ってました。銀行(金融)と国のデジタル化はシンガポールの例を見ていても密接にかかわっているような気がします。記事の中で3つ目のポイントとしてUIが挙げられています。
デジタル施策を日本全体に普及させるにあたっては、ITリテラシーが必ずしも高くない人を置いてきぼりにしないことは不可欠で、そのためにはUI/UXデザインの専門家(例えばGoodpatchのような)をも、早い段階から巻き込んでいくことが必要ではないかと思います。日本の「デジタル国家構想」を成功させるために、「行政側が最高の顧客体験を目指さなければならない」「そのために、UXを改善し続ける意識を持たなければならない」という意見には完全同意です。事情はあるのでしょうが、お役所の作るシステムは「UXという概念があるのだろうか・・?」と思ってしまうこともしばしばです。リリースして終わりではなく、「改善し続ける」という意識を持つだけで、一気に変化するサービスも多いと思います。