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【深層】それでも、トランプが愛される「5つの理由」

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    政治は常にエリートのものというわけではない、というのは昔からあった話です。
     ヒトラーは、自分が貧困な青年時代を過ごし、「労働者」として苦労したことをしきりに強調しました。実際は、美大受験で何年も浪人して実家からの仕送りで生活していたわけですが。しかし、ライバルであった共産党の幹部たちはインテリの極みであり、ヒトラーのような演出をすることができなかったのが、ヨーロッパ最大の共産党組織でありながら勝つことのできなかった大きな原因でした。共産党に行かずナチスに行ったような若者や農民は、「あのインテリ幹部が並んでいる共産党に行っても自分たちがいい目を見られるわけがない。」と思ったでしょう。
     毛沢東もそうで、農村の中では相当に裕福な家庭の出身で、かなりの教育を受けていますが、自分が農民出身であることを強調し、あえて農民らしい粗野な振る舞いを演出したりしました。中国共産党設立当初の大学教授らの幹部は姿を消し、農民ゲリラ兵と何年も寝食を共にすることのできた毛沢東が勝利するうえで、これは必須のことでした。文化大革命で権力を再奪取する時にも、庶民の紅衛兵にプライドを与えて動員し、劉少奇や鄧小平といったソ連・ヨーロッパ留学組を失墜させるうえで、重要な意味のある演出でした。
     「すべての社会の歴史は階級闘争の歴史である」といったマルクスではないですが、「庶民の味方」が権力を奪取するのは世界の歴史で繰り返されてきたことです。これは、特に欧米のプロテスタント社会に根深くある傾向で、ルターなども大学教授でしたが、親が立身出世した鉱夫であり、農民受けする言動を非常に意識して演出していました。その結果として、ドイツ農民戦争、三十年戦争に火をつけたのですが。キリスト教の終末論という、「最後の戦い」への希求、「正しい者たちが勝つ」という確信は、特にプロテスタントで強く見られます。
     米国の政治史でいえば、典型的なのは、"Every Man a King"を標榜して、「エリートを倒して富を分配しよう」と唱えた1930年代のヒューイ・ロングでしょう。セールスマン出身のロングは、民主党大統領候補として、フランクリン・ルーズベルトよりも人気がありましたが、暗殺されて大統領にはなれませんでした。米国(の白人社会)は、古くからそういう政治家が出てくる土壌がある国です。


  • ビスポークパートナー株式会社 代表取締役

    >トランプ氏も違法な脱税をしていたわけではありませんが、そうしたロジックよりも、納税者の怒りをぶつけるような作戦です。

    筆者の方はご存知ないかもしれませんが、ちゃんと納税することを美徳する日本と異なり、アメリカは如何にうまく節税するか、が自分がスマートだということの証明になります。現にこの論点はそこまで盛り上がってないですよね?

    さらに4年前にヒラリーにもこの点ツッコまれてますが、「あなたは多額の納税をしているということですか?それならスマートじゃないですね。私は上手く節税できるくらい利口です」と言っちゃってます。

    >確かにバイデン氏は高齢な上、パワーに満ちあふれているわけではありません。

    それこそ、「こんな人に大統領を任せていいのだろうか?」になりませんか?アメリカの大統領には「タフガイ」という要素が求められると思ってます。

    結局、今回の選挙は親トランプか反トランプか、の選挙でバイデン氏を信任している人は少ないのではないか、と思います。個人的には半沢直樹の美濃部幹事長がバイデンなんだろうと思っています。ハンターバイデンの疑惑のとおり、私腹ばっかり肥やしてますからね。


  • NewsPicks 記者

    特定の人の身体的特徴や既往歴をあげつらって「チビの〇〇」とか「痴呆症の〇〇」などと批判したら、普通大炎上することでしょう。
    しかし、トランプ大統領はなぜか許されてしまいます。許されるどころか、それが支持の源泉になったりもします。

    その背景には、過去の常識が全く通用しないトランプ大統領の「コミュ力」があります。

    世界で一番熱狂を生み出している政治家、トランプ氏はどのようにして支持者と向き合っているのか。
    その「神がかり的」とも言えるコミュニケーション能力を紐解きます。


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