新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か - ＤＯＬ特別レポート
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「(PCR検査は)症状のある人の診断を確定するために使うのが正しい使い方」
論文ではなく、あくまで海外メディアの論評なので実際にどのくらいブレてるのかは分かりませんが、検査方法は感度、特異度だけでなくこうした点も見なければいけないと分かりやすく説明されてますね。
ちなみに死者数も国によってカウント基準が違います。日本は新型コロナが直接の死因でないとしても新型コロナ死者としてカウントしていたような。PCR検査でわかることとわからないこと、検査の仕組みがよく分かる内容でした。
専門家ではないので、記事の内容の真贋は明確には分かりませんが、PCR検査や感染についての知識として知っていて良い内容だと思います。
この記事で初めて知ったのは、取得したサンプルから検出可能な状態まで『増やす作業』のサイクル数で大きく結果が変わること、「常在ウイルス」の存在でした。
現在行われている検査では40サイクルが多く、サンプルに含まれる10個のウイルスでも陽性反応が出るとのこと。
また不活化したウイルスでも同じ結果となるとのこと。
常在菌と同様に常在ウイルスというのもあり、普段は悪さをしないものがあるらしい。
そしてPCR検査の結果陽性と出ても、必ずしも新型コロナウイルスに「感染」しているとは限らないということが書かれています。
これは前から言葉の定義に疑問を持っていましたが、ウイルス陽性反応はそこにウイルスが存在したことを示す情報であり、細胞内に侵入(=感染)した情報ではないはずであるのに、報道では「陽性者=感染者」のように伝えられています。
事件現場の横を通っただけで、犯罪者とされるのと似た情報ですよね。
もちろん、陽性反応が出るということは、「感染する可能性がある」ということですので、様子を見るというのは必要かもしれませんが、陽性反応が出た人を感染者とカウントしてしてしまっていたら、真の感染者数が分からなくなっているということですので真の脅威も分からなくなってしまっている可能性もありますね。
何事も用心に越したことはないですけどね....
