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創業家が経営を離れた後も、企業に影響力を持ち続けており、高額なコンサルフィーなどを召し上げつづける -> 経営が苦しくなりPEの資本を受け入れる -> PEがフェアでない創業家との関係性の見直しに動き、訴訟まで発展する。
比較的、オーナー系企業の企業変革のプロセスでありがちな痛みの発生パターンに感じますが、訴訟まで発展するのはなかなか痺れます。

PE側もそもそも出資する前に大株主のオーナー家とは話をつけているはずなので、おそらくその後ボタンのかけ違いが起きたということでしょう。

何れにしても事業承継のPEディールは創業家だけに限らず、色々な過去からの見えないしがらみを整理していく必要があるので、外から見ている以上に根気強さが求められる、というのが実態です。
年商100億程度の会社からコンサルフィーが5億以上とはボッタクリ。そのコンサル契約を見直そうとするのは合理的な判断でしょう。しかも、平松氏は料理のプロではありますが、ホテル事業に精通している訳ではないと思います。

【抜粋1】
平松が16年7月に設立した個人会社「ひらまつ総合研究所」への“業務委託費”の支払いが目立つようになる。17年3月期は1億7千万円、18年3月期は2億8千万円、19年3月期は4億1千万円、20年3月期は5億5千万円(ホテル事業に係るコンサルティングのみ)と、年々増加傾向にある。


コンサル契約との兼ね合いもありそうですが、平松氏は自分が創業した会社から金をむしり取ろうとしてるだけのような印象を受けます。会社を恨んでる?

【抜粋2】
さらに19年1月には、17年9月に京都にオープンしたばかりの「レストランひらまつ 高台寺」「高台寺 十牛庵」を平松に譲渡してしまう。しかも譲渡代金約12億円の大半が、不可解にも未だ未収となっている。譲渡代金の大半である9億円は20年3月期第1四半期時点でも、長期未収入金として計上されている。
手芸用品・クラフト専門店「クラフトハートトーカイ」などの全国チェーン展開が主軸。自社企画開発や販売委託制オーナーシステム、EOSシステムが特徴。スクール・ワークショップの開催も積極的に行う。無借金経営。2017年買収防止策を更新。

業績

大都市で高級フランス料理店「ひらまつ」や高級イタリア料理の「リストランテASO」などを展開。婚礼事業も扱う。既存店強化に注力。「ミシュラン」で二つ星を獲得したフランスのシェフ、フィリップ・ミル氏と業務提携契約。2015年にNTT都市開発と資本業務提携。「滞在するレストラン」をコンセプトに3ホテル開業。
時価総額
214 億円

業績