ソニー、エンタメ変える「3Rテック」 R&Dで種まき
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最近、『いきものがかり Volumetric LIVE ~生きる~』の技術的な解説が、あちこちで掲載されていますね。
当日ライブを見た時は、そこまですごい技術だったという実感は無かったのですが、すみません。
実際のライブの映像は以下で見られます。
https://www.youtube.com/watch?v=gL73aJAWwAs
制作現場の分かるメイキング映像はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=GOt90_RKwgc面白いな。ソニーの中でエレキの存在価値や発言権みたいなものが相対的に弱まったのは間違いないよなあ。エンタメを本当の意味で活用していく必要が出てきたというか。
(以下記事抜粋)
サイロを壊せ――。ソニー元最高経営責任者(CEO)のハワード・ストリンガー氏はかつて組織横断の改革をこう打ち出した。縦割り組織をサイロ(貯蔵庫)に例え、組織や人材の流動化を通じてソニーの活力を引き出そうとしたが、改革は未完に終わった。
「シナジーは呼びかけるだけでは生まれにくい。人間関係が親密になるまでの付き合いをしていなかった」と勝本氏は理由をこう分析する。祖業のエレキ事業にいた勝本氏自身も「エンタメの人は業界人のようでとっつきにくかった」と感じていた。一方、エンタメの社員もエレキの技術者たちを「理屈っぽくて話すことはない」とみていた節があったという。
変化が生まれたのは平井一夫前社長の体制だった。「同じ釜の飯を食って話せ」。平井氏はこう打ち出し、日本のソニー幹部と海外のエンタメ子会社の首脳を毎年、会合する機会を設けた。現場でも同様の取り組みを進めた。数年たってようやく異なる事業の幹部・社員同士の人間関係が濃密になってきた。吉田氏もその活動を継承する。地道に強めてきた信頼関係が、R&Dの領域で新サービスの創出に結び付き始めた。