トヨタと日野、北米向け燃料電池大型トラックを共同開発へ
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中国では大型車のFCV化は進んでいる。ダイムラーもFCVはトラック部門に技術シフトし、ボルボと提携。日野はベースシャシーのプラットフォーム化を進め、バッテリー・燃料電池が利用できる環境を整えている。しかし、インフラが絡むので、壮大な社会変革も必要。
トヨタと日野は、すでに共同開発を始めていて、2020年3月にリリース出ている(①)。今回のニューは「北米向け」という点。
なお、いすゞはホンダと組んでいる(②)。そしてホンダは乗用車ではGMとの関係を深めているという構造だし、GMは2006年に経営危機で資本提携を解消するまではいすゞの大株主だった。その後、一時トヨタと業務資本提携していたが2018年に解消。また米国ではGMと小型商用車・中型トラックなどで提携を2014年くらいから徐々に再開(③)。エネルギー源の変化のなかでの、提携・資本関係の交錯シナリオも想像しながら見たいニュース。
①https://www.hino.co.jp/corp/news/2020/20200323-002583.html
②https://newspicks.com/news/4539629
③https://s.nikkei.com/33yzvd9
なお、下記などでよくコメントしているが、トラックにはFCVの方が向いている。トラックはダウンタイムを下げることと燃費・電費が重要。充電は、時間がかかるし、電池は重い…特にトラックについては、よく走る場所に水素ステーションを配置すれば普及はスタートさせやすい。実際に工場オンサイトのフォークリフトで燃料電池の利用は始まっている。
https://newspicks.com/news/5272134