【前刀禎明】自分を超え続けるには「感性」が必要だ
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高校生のとき、多摩美術大学 油画の講師をしている方のアトリエに通っていました。学校では、美術も音楽も5段階評価で5だったのに、そのアトリエは藝大や多摩美を受験するためのスクールでしたので、大きな挫折感を味わいました。
それから、絵の道具には、一切触れていません。
芸術鑑賞は、私にとって、読解と同じ感覚です。
画家の意図することや時代背景を読み取りたい、作者の気持ちに寄り添いたいという想いで、鑑賞しています。
感受性を全開にして、笑。
その絵に共鳴すると、感動で涙腺が刺激されます。
美術館では、筆のタッチや絵の具の重ね方、額縁や照明、配列も、観ていますし、絵の隣のパネルも読んでいます。
オリジナリティは、模倣の後に出てくるものだと考えています。基礎知識がなければ、応用問題は解けないように。
石膏像を観察し、自由なイメージで、その人がどんな時代のどんな人だったかを想像する。それから、その歴史上の人物について学び、その事も踏まえて、デッサンする。
友達のご紹介で通い、素晴らしい先生だったと記憶しています。
私が小学校の頃、父が私に「どんなにつらいことがあっても、代わってあげることはできないこともあるから、自分で受け止めて、乗り越えていかないといけない。でも、(私が)やりたいと思うことは、全面的にサポートしますよ。」と話してくれていました。
それから、自分で決めたことに責任を持てるようになりました。
いくら頑張っても、できなことはできないですし、やりたいという気持ちだけで、自分が幸せな環境に身を置ける訳でもありません。趣味は責任もなく自由ですが、仕事は、相手も巻き込んでいきますし、責任も出てきます。自分は何が得意で、何が苦手か、何がやりたくて、何がやりたくないかを常に考えて行動しています。
そして、大好きな場所から、木々の生い茂る皇居付近を空とともに眺めていると、いつか写生してみようかな、と思えるようになりました。
それは、四季折々の花をオフィスに生けてくれる方のお陰でもあります。
これからも、もっと意識して良い気の中で、感謝を忘れず過ごしたいと思います。
来週末は、軽井沢のセゾン現代美術館で、お庭ごと堪能させて頂きます♪
自分を解放し、スイートスポット磨きをしに行きたいと思います。
注目のコメント
昔、自己研鑽があったが、今流にいうと、セルフ・イノベーションか。
今回の記事はかなりアメリカのやり方、とくにアップルに焦点を当てた。
歴史的に日本の経営者たちはどのように自分を超え続けてきたのか、別稿でもとりあげたら。▼プレゼンテーション 4つの要素
①ロジカルに物事を説明する機能訴求の“ロジカル”
②感性に訴えかける感性訴求の“エモーショナル”
③プレゼン内容そのものを見て理解させる“ビジブル”
④プレゼンテーションには書かれていないことを想像させる“インビジブル”
中でも、②、④がこれからのプレゼンテーションで聴衆を引き付ける2つの要素である、と前刀 禎明さんは話す。
それでは、②、④の力を磨くには…?尊敬する前刀さん(さきちゃん!)。自分を超え続けるには「感性」が必要というキーメッセージは深いですね。
コンサル→BtoBキャリアの私は、論理こそビジネスの鍵と考えがちですが、ヒットする商品・サービスを作るには人の感性はとても大切ですよね。どちらが重要というよりは、感性で顧客の魂を揺さぶる価値を創造し、論理を使ってわかりやすく伝達・提供する両方の掛け合わせが必要になりますね。