• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

科学技術立国支える 大学院の博士課程学生数 ピーク時の半分に

NHKニュース
411
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授

    「そして、「アメリカで博士号を取った場合、生涯年収が変わる。一方、私の航空宇宙分野に関して言うと、日本では博士号を取得して就職したところで給料は大きく変わらず、メリットが無い」と話していました。」

    日本でも特定の業種に関しては実力のあるひとに高い給与を出すようになってきました。今後、待遇が変わってくるのではないかと思います。

    いまは給与の交渉なんて日本ではあまり聞きませんが、少なくとも例えば米国だと就職活動のときに複数社を比べて「A社はXXドル出すと言っています。御社は?」と無限にやりますし。大学の教員ですら、引き抜きがあると1.5-2倍の給与アップ。引き抜きに応じなくてもそれを交渉の材料として今いる職場で給与アップの交渉ができると聞きます。私の恩師なんて、いま一体いくらもらってるんだって感じです。

    日本だと博士をとったら大学しか就職先がないというのは幻想。大学の教員は通常博士号を持っていることが最低要件になっているので、もちろん教員を目指して博士号を取る人が多いのは否定しません。博士課程は専門知識を深めるだけでなく、問題発見能力、問題解決能力、プレゼン能力等を鍛える場なので学位をとった専門だけでしか生きていけないというのも間違いです。

    博士取得者が少ない原因は、会社での待遇もそうですが親ブロックの影響が強いのではないかと懸念しています。私も「いい加減に就職しろ」と相当怒られましたが、幸い私は奨学金とアルバイトで自活することができたので進学を黙認してもらいました。


    「また、アメリカでは理系の博士課程の学生に大学から給料が支払われる仕組みがあるとしたうえで、「日本のように3年間も余計に苦学生をする環境に、修士課程の学生は魅力を感じないのでないか」と指摘しました。」

    これは、取材不足。
    全ての大学・研究室ではありませんが様々な工夫をされています。あまり具体的にはかけませんが。気になる大学名とRA・リサーリアシスタントで検索してみてください。


  • badge
    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    山崎先生のコメントを参照.
    ちなみに,具体例でお話しましょう.私のところで3月に1名,9月に2名の博士が誕生しました(留学生が増えていますが,たまたま全員日本人).このうち1名は正規の3年で学位を取得することができましたが,2名はオーバーしました.博士は修士までと異なり,成果,能力に大きく依存する(というか,完全に依存する).論文にまとまらないと普通に過年度や退学もあるシビアな世界.当然ではあるが,3年を超えると公的な奨学金が無くなり,途端に生活が苦しくなる学生が増える.RAなどで援助することもあるが,教員によると思う.
    就職はどうか.3名のうち1名は助教(任期付き)として採用され,2名は重工,自動車メーカーに就職した.全員がアカデミック志望ではないし,博士研究の専門性(記事にあるような「航空宇宙分野」)を引きずり続けるわけではない.
    会社での給料は新卒+年齢相当+博士であるが,「+博士」ははっきりいって大きくない.この「+博士」が博士課程の学費と等しくなるのは10年近くかかるかもしれない.
    リスクに対するリターンが少ない.


  • badge
    Stanford大学 博士研究員(免疫学)

    もともと私は「みんな結構修士課程は行くみたいだし、そこまでやって就職するかー。博士課程はヤバそうだし行きたくない。。」と思っていた、特に考えのない学生でした。ところが、当時文科省が開始したリーディング大学院プロジェクトという大型予算を大学が獲得し、授業料を払わず給付金をもらいながら学位が取れるプログラムが開始されたことで、大きく人生がシフトチェンジしたのです。

    新しい発見ができなければ学位が取れないのでハードで時間もかかる、若い人の目から見て明確なメリットも無いとなれば行きたいとは思えませんよね。本当はもっと研究続けたいけど、、という層をまずは取りこぼさないように金銭的な支援が大事だと思います。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか