この連載について
NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
この記事の著者 / 編集者
この記事に関連するユーザー
関連する企業
家具・インテリア首位。製造物流IT小売業をコンセプトに、中間コストを極力削減する独自のビジネスモデルを展開。2021年に島忠を子会社化。DXも内製化すべく、2022年にニトリデジタルベースを設立。
業種
家具・インテリア専門店
時価総額
2.71 兆円
業績
シェア
新規登録またはログインすると
チャートを見ることができます
新規登録する
ログインはこちら
この連載の記事一覧
【総括】シャープもついに大幅縮小、今こそ問う液晶の未来
180Picks
【快進撃】ルルレモン、売上高でスポーツブランド「3強」入り
229Picks
【総まとめ】大谷翔平の「水原一平問題」今後の展開は?
296Picks
【2分解説】日産が「新・経営計画」に込めた狙い
194Picks
【2分学習】添加物は悪?食品表示の「新ルール」を理解する
255Picks
【世界が熱狂】薬で「肥満」を治す時代に知っておきたいこと
319Picks
【3分でわかる】今さら聞けない「日銀マイナス金利解除」の意味
2327Picks
【本田圭佑 × 藤田晋】いま考える「日本の危機感とチャンス」
513Picks
【Jフロント新社長】百貨店の明暗を分けるのは若い富裕層開拓
333Picks
【直撃】ニトリが「暮らしの何でも屋」で追うアマゾンの背中
509Picks
内容とは関係ありませんが、なぜ事業戦略の考え方を公にする必要があるのか?近頃、メディアとの付き合い方について、そういう観点で参考にさせていただいています。
何を語り、何を語らないべきなのか。
普段あまり見ないよなという方が出てくるところを見ると、業績が悪くなかったとしても危機感を本気で感じられているのだなと思わずにはいられません。
もちろん、NewsPicksの記者さんの取材力というのもあるのだろうと思いますが。
以前「私の履歴書」をお書きになった時は自虐的なところも多かったと記憶していますが、失礼ながら大きく化けられたという印象です。
コロナ禍における「勝ち組」ともいえる同社ですが、最新決算も盤石だったので、謙虚なコメントが目立ったのかもしれません。それでも飄々と、「反省し、再び筋肉質に」と言ってのけるのはさすがとも思えました。
記事では省略しましたが、今後はアパレル店舗の大量閉店などの情勢を見ながら、引き合いの多い大型モールへの出店を加速するとも話していました。
ちょうど昨年、大幅なシステム改修を行ったECサイトが今年になって花開いたように、次のくさびとなる施策が、34期連続増収増益に向けた鍵となる気がしてなりません。
過去の不況下で、似鳥会長がどのような意思決定をしてきているのか?を整理すると、コロナ禍の好調もたまたまではないことがわかります。
●1985年のプラザ合意を機会に変える
予測:円高になり海外製品が安く買える
対策:海外製品を輸入
結果:ビジネスモデルの基盤をつくる
※当時は安かろう悪かろうになり、必ずしもうまくいったわけではない
●1993年のバブル崩壊を機会に変える
予測:バブル崩壊後に土地価格が下がると事前予測
対策:土地バブルが完全にはじけたタイミングで本州に進出
結果:市場を広げて規模拡大
●2008年のリーマンショックを機会に変える
予測:アメリカの不動産バブル崩壊を予測
対策①:外債を全て売って手元資金を増やす
対策②:値下げ宣言(他社は手元資金に余裕がないためできない)
結果:売上規模拡大
下記の記事のインタビューを要約してまとめています。
参考:ニトリが不況を経るにつれ成長した理由、似鳥昭雄会長に聞く
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E3%83%8B%E3%83%88%E3%83%AA%E3%81%8C%E4%B8%8D%E6%B3%81%E3%82%92%E7%B5%8C%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%82%8C%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%97%E3%81%9F%E7%90%86%E7%94%B1%E3%80%81%E4%BC%BC%E9%B3%A5%E6%98%AD%E9%9B%84%E4%BC%9A%E9%95%B7%E3%81%AB%E8%81%9E%E3%81%8F/ar-AABenN5
『勝って兜の尾をしめよ』まさにこれ。会長がいる間はまだ突っ走りそう。
ニトリも後継者問題が今後の存続に影響力与えますね
業績が良いうちにでは無いとできないこともあるし、
選択肢も狭まってしまう。
コロナの在宅勤務等によるニーズや買い物に出られない状況から
伸びた側面がありますが終息する可能性も十二分にありますし、
この緊張感は見習いたいと捉えました。
【抜粋】
第2四半期の連結決算では、売上高が前期比12.7%増の3624億円、営業利益は同45.0%増の805億円、営業利益率は22.23%となっている。
どれくらい継続しているのか