日本学術会議は「学問によって学問の自由にガイドラインを設けている」 - 長尾敬

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注目のコメント

• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年10月04日

  学問をすることが仕事である学者が「戦争に加担する研究に反対する」という趣旨で政治活動の類をしてきたことは紛れもない事実。それを是正するムードがでてきたらしい。ところで平和研究といっても、武器使用に制限を加えたり、核兵器の廃絶を進めたりするとき、軍事分野の詳細な知識は不可欠だ。巧妙な精密兵器や一瞬にして大量の殺戮をしてしまう兵器の仕組みを知らないと平和を実現するための実証研究にはならない。軍事研究を阻止するために平和研究をするとの発想に埋没していた結果、平和研究が拡がりを持つことができなかった。