多くの店が「シェアレストラン」に飛びつくワケ
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シェアキッチン増えてます。
飲食店の開業のためには、設備や内装工事費と、賃料のデポジットも6-12ヶ月分必要だったりするので、開業資金が1000万円を超えることもおかしくありません。また、撤退するのも原状復旧するため数百万の工事費が必要となったりします(居抜きのテナントを見つけるなどの工夫も可能)。
今まで、飲食店の開業には大きなリスクとコストが必要だったのですが、それを数十万円程度でも開業できるようになることがシェアキッチンの最大の魅力。かつ、シェアキッチンが手狭になるほど事業が軌道に乗れば、お客さんを確保した状態から自分のお店を開業することも可能になります。
課題は、シェアキッチン自体の事業性。こまめに借りてくれる利用者を探すリーシングやプロモーション、こまめに必要になる手続きや窓口対応やコミュニティ管理などなどを(利用者の支払う利用料) - (シェアキッチン事業者の支払う賃料) の差額から賄わないといけません。坪単価当たりの賃料を高めに設定するとか、運営業務をデジタル化するとか、別の事業を重ねるとかが必要になるはずです。飲食業ではない他業種企業から、シェアキッチンなどの参入依頼は3月4月頃をピークに多く頂きました。供給サイドの視点のみだった為、安易な参入にならないよう細かな収支まで議論しましたが、選択肢としては今後も増えそうです。
店舗集客がゼロでも成り立つ飲食ビジネスモデルのアイデアを、自分のLINEグループに溜めてます。
もちろん先のアウトプットのため。
シェアレストランは営業時間外の遊休資産活用にはいいですが、明確なブランディング戦略がないといけません。
飲食業こそ副業を推進するべきだと思いますし、異業種からの学びやシナジーが圧倒的に足りない狭い世界だと、お客様の方がもはや飲食業の本質を知っているとさえ感じます。