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【解説】アメリカで大ブームの「裏口上場」って何だ?

NewsPicks編集部
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    ENOTECH Consulting CEO

    渡辺さんと私で、取材に協力させていただきました。コメントにある質問のうち、すぐ答えられるものにちょっとだけお答えします。

    (1)インサイダーのロックアップはあります。二コラの場合も、二コラ社の幹部・投資家、SPACの創業者といったインサイダーは、6か月から1年のロックアップ期間があります。ただし、どの時点を起点とするかとか、投資家個別の取り決めとかがあって、一部の株主はかなり早い時点でロックアップが終わってしまって売り抜けています。創業者Trevor Miltonは、合併時に一部の持ち株を会社が買い取るという契約をしており、このため彼は豪邸をさっさと購入できました。
    (2)なぜ空箱のファンドが上場できてしまうのか、という点ですが、空箱で何も事業をしないのですから、悪いこともしません。「禁止前提で必ず許可をもらわないといけない」日本の考え方に対し、「禁止されてなければとりあえずOK」がアメリカ流ですので、特に不思議はありません。NYSEなどの市場側からすれば、資金を動かす自由度が増えて市場の魅力が増すのはよいことです。

    <宣伝です>先日、SPACに関するウェビナーを実施しましたので、さらに詳細をお聞きになりたい方には資料と動画を販売します。お問合せはこちらのコンタクトフォームからご連絡ください。→http://www.enotechconsulting.com/contact


  • NewsPicks 編集委員

    今、米国でSPACという事業実体のない空箱企業を使った上場が大ブームになっています。メリットは、通常の上場プロセスをすっ飛ばせること。特にコロナ禍で上場審査に時間がかかっている中で、SPACの利用が一気に増えました。

    一方、SPACで上場を果たす企業の中には、ニコラのように怪しい銘柄も少なくありません。しかし「上場」というワードで信頼が高まり、将来の成長期待も相まって個人投資家が株を購入し、大きな損失を出してしまいました。

    ニコラ騒動の問題点は、SPACの制度よりも経営陣が嘘をついていたなどの「詐欺行為」にあります。ニコラがダメだからSPAC上場が悪いとは言い切れません。

    ただし、SPAC上場というトリッキーな銘柄を、一般投資家が自由に購入できる状態のままにしておいて良いのかという議論はなされても良いのかもしれません。このまま放置しておくと、「第二のニコラ騒動」が起こってしまう気がします。


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    (株)アトラエ 取締役CFO

    SPACの概要や増加している背景が理解できました。勉強になります。

    ちなみに、日本では、いわゆる”裏口上場”の防止を目的として、上場廃止基準が設けられています。上場会社が非上場会社と合併等を行った場合、上場会社に実質的存続性があるか等、不適当な合併等の審査が新規上場審査と同水準の審査が行われます。


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