自動車業界の長者番付、1位はCATL董事長で資産1.6兆円
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自動車業界の長者番付1位に輝いた「CATL(寧徳時代)」の曾毓群董事長。
同社は福建省の寧徳市に本社を構えており、2011年に設立の新興企業です。
創業からわずか約6年で電気自動車(EV)などの動力源となる車載リチウムイオン電池の出荷量でパナソニックを追い抜き、一気に世界1位に躍り出ました。
○14年12月期決算
・売上高:8億7000万元(約145億円)
・純利益:6200万元(約10億円)
○17年12月期決算
・売上高:199億元(約3323億円)
・純利益:39億元(約651億円)
とわずか3年間で売上高は23倍、純利益は63倍になっており、
2019年9月30日時点の時価総額は約7兆5000億円です。中国のNEV補助金は一旦打ち切られるも2022年まで継続が決定。しかし2020年は昨年比10%減で、毎年補助金は少なくなる傾向に有ります。
NEVはEVに対する補助金ですが、補助金が削減されると電池メーカーにその分負担が増すため、中国国内の多くのバッテリーメーカーが廃業し、CATLも利益率が約半減しました。
https://toyokeizai.net/articles/-/365841
また当初中国市場から締め出されていた韓国や日本企業が相次いでホワイトリストに認定され、CATLの2020年第一四半期のバッテリーシェアは三位に転落。
https://36kr.jp/72410/
バッテリー三国志における曹操となれるか、日中韓の鍔迫り合いは未だ続くも、もう一方の大陸から黒船が上陸してきました。
諸葛亮孔明が登場するのはまだ先のようです。