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30〜40代の女性を中心に、熱烈なファンを集めるネットショップ「北欧、暮らしの道具店」。
その名の通り北欧雑貨からスタートし、今や国内外の日用品を扱うほか、衣料品、インテリア、化粧品などの自社開発も展開する。MAUは200万を超え、昨年の年間売り上げは約35億円。月100本ペースで記事をリリースするなど、ファン心をつかむメディア企業でもあり、その世界観を表現したウェブドラマは累計再生回数1000万回を超える。
「目先の成長よりも、健やかな状態を長続きさせることを大切にしてきた」と語る青木耕平氏の成長戦略と、仕事の哲学を聞いた。(全7回)
■第1回 「北欧、暮らしの道具店」の健やかな成長戦略
■第2回 雇われる側に限界を感じて「起業」の道へ
■第3回 やりたいことがないから人に伴走して生きる
■第4回 自分たちがキャッキャッと楽しめているか
■第5回 採用基準は「その人が幸せに働けそうか」
■第6回 「モチベート禁止」無理に頑張らせない
■第7回 転機は訪れるものでなく、自ら迎えるもの
人に寄り添うこと・幸せにすることが喜びである、というのも自己表現をすることと同様に素晴らしい欲求のひとつなわけで、社会において主流の価値観にとらわれずに自分の喜びや人の笑顔を信じて事業をつくっていく強さは、この情報過多の中では逆に難しいことなのだと感じるし、それ自体が価値になっているのだろうなと。
青木さんにしか見えていないスキマ。経営者にとって一番必要な目線だと思います
"お客さんの名簿もあって、自前でつくれる力もあって、マーケットの余白もあって。普通はそろうことがないような変な条件がそろっているのだから、トライする価値はありそうです。
クラシコムがファンをとても大切にし、
その声を聴き続けていることが強く伝わる記事で、
連載の最終回にふさわしい内容だなと感じました。
ファンととことん向き合っているからこそ、自前のメディアも強い。
本日の記事で気になるところの引用:
今以上に強力に支持される世界観を表現していく。それがこれからの僕たちの生きる道だと思っています。
力強く、情熱のある言葉。でも決して夢物語ではなく、
実直に無合っているからこそのこの言葉。
真似できそうにないところが、魅力的です。
ずっと読んでいたい、心地よい文章でした。
広告を打つのは打たないと見つけてくれない顧客が多いから。
D2Cの鑑ですね。
>> 僕たちは広告にお金をかける必要がありません。一番観てほしい人に確実に届けられる自前のメディアがあるからです。
肩の力を抜いた自然体でありながら、最後に示された前のめり感。でも、一貫していえることは自分自身が健やかに生きていけることが中心にあって、ブレがないこと。
新たな価値観のあり方を知れて、良い学びとなりました。