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米仏ロ、ナゴルノ紛争の即時停戦呼び掛け トルコ反発

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「今さら和平など、世論が許しますまい」というくらい、世論が煽られている状況です。交戦国であるアゼルバイジャンとアルメニアの世論が、まず停戦を受け入れず、両国政府は国民を説得することもできないでしょう。米国やフランスが何か言ってきたくらいでは、どうにもなりません。
     アゼルバイジャン側は、トルコから供与されたドローンを大量投入することで、アルメニア側に大きな損害を与えています。アゼルバイジャン政府は、実際に勝った勝ったと映像を流して宣伝しています。ただし、南コーカサスの山岳地帯で地上部隊を進めるのは困難で激しい抵抗にあっており、ナゴルノ・カラバフ地域を占領するという目標はそれほど達成されていません。
     アルメニア側も、もはや引けません。アゼルバイジャン政府はドローン戦術の成果に調子に乗っていて、係争地のナゴルノ・カラバフだけではなく、アルメニア本土にも攻撃を増やしており、先ほどは、アルメニア首都イェレバンに向かっていたドローン編隊が、首都近くの上空で撃ち落とされました。この状態で停戦に応じれば、アルメニア国民は、政府を暴力で倒すくらいのことはするでしょう。
     状況を覆すだけの軍事力とそれを行使する用意があるのでは、ロシアだけです。ロシアはアルメニアと安全保障条約を結んでおり、ロシア軍を駐留させています。介入するなら、当然アルメニア側に立っての参戦になります。ロシアは一瞬でアゼルバイジャンを黙らせることができるでしょうが、トルコから恨みを買うことになります。ロシアとしては、それは望んでいないようです。
     結局、停戦を強制させようとする大国は今のところ無く、アゼルバイジャン、アルメニアの両国が行き詰まるまで戦争をやらせよう、といった姿勢です。


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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    アルメニア人の友人(←アメリカ在住、家族はアルメニア)がFacebookに、急遽動員され戦地に向かう兄がバスに乗る写真をアップし "Goodspeed, bro!" と書いていました。コメント欄には「勝利は我らのものだ」「アルメニア人として誇りに思う」など極度に愛国的なコメントが並んでいました。平和を求めるコメントは一つもありませんでした。憎きアゼルバイジャンを叩きのめす、ただそれだけでした。同時に彼女はクラファンもやってるだか支援してるだかしていて、4日間で$10M(約10億円)集まったと誇らしげに書いていました。(アルメニア人コミュニティーは欧米に根を張っているので、こうして草の根的に資金を集めています。)その10億円は憎きイスラム教徒を殺すための武器になるのでしょう。

    狂気そのものです。戦前・戦中の日本もこんな感じだったのでしょう。N=1のサンプル数ではありますが、塩崎先生が書く「今さら和平など、世論が許しますまい」というのは、本当のように思います。ロシア側のアルメニア人でこれですから、まさかアゼルバイジャンが停戦に同意するわけはないでしょう。何十年も続く憎しみはまだ血を欲するのでしょうか。そしてこの狂気を止める力をもつ数少ない国であるアメリカのトップが火曜日のあの馬鹿ディベートをやっているのでは、もう本当に絶望しか感じません。

    115年ほど前、きっとこれと同じような状況だった日本で、「君死に給う事なかれ」と歌った与謝野晶子の勇気はどれほどだったか、改めて実感します。きっと戦地に向かうバスに乗る若者の母たちは、口には出せないけれども、心の中では「君死に給う事なかれ」と思っているに違いありません。

    マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや

    【追記】渡邊さん 太平洋戦争で日本が悪かったといいたいのではありません。頭が狂っていたといいたいのです。戦争に善も悪もありません、ただあるのは狂気のみ。若者を特攻機に乗せて死んだら英霊なんて洗脳して捕虜を生体解剖して市民に竹槍持たせて一億総玉砕なんて狂気そのものです。アメリカだって無防備な市民に原爆を落とすなんて頭が完全にイカれてます。狂気、狂気、狂気、ただそれだけが戦争です、正義も大義もありません。今のアルメニアとアゼルバイジャンを支配しているのも狂気以外の何物でもないでしょう。


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    三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員

    トルコにも地政学的な理屈がありますが、さてリラを見ると、相場は大変なことになっています(まあルーブルもですが)。


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