H&M、来年250店舗削減へ オンラインにシフト
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未来を見据え動ける小売業は基本デジタルシフトを本気で加速化する。
お店という従来の価値観では、お客様との最高のタッチポイントを減らしても生き残る。
一方で、ブランド体験をデジタルを通して損なうことなく提供する覚悟がある。
この覚悟が持てる会社が日本で何社あるだろうか?
日本の今の小売業経営者にはなかなかいないが、日本の小売業経営者にもそろそろこの覚悟が必要だと思います。生き残り、新しい未来を作る為に。H&Mは売上減、250店舗削減といっても、第3四半期までの9ヶ月累計では売上高が前年同期比21%、直近3ヶ月で19%減。
ZARAのインディテックスも4月は72%減まで落ち込みましたが、8月は11%減まで持ち直しています。ユニクロのファストリも第3四半期までの9ヶ月累計で13%減。
3社とも最悪期は脱しています。
こうして見ると、H&Mの250店舗削減は、続々と倒産したアパレルが大量の店舗閉鎖をしたのとは趣がまったく異なり、DX体験づくりを本格化した、加速したという文脈でとらえるべきなんだと思います。店舗型のサービスでかつ影響が大きいアパレルであれば懸命な判断かと。店舗ごとの業績がよくなったのでしょう。どの業界もそうですが、一気に人材の必要要件が変わってきます。
アパレルの店舗にかかわるような求人は全体的に減少し、ウェブディレクターやECコンサルのようなスキルの人たちのニーズが高まるということだと思います。
時代を見据えた上で、スキルセットを考えていく必要がありそうです。