無印良品が衣料品の大幅値下げを実施 コロナ禍で期間限定セールも廃止
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セールで定期的に在庫処分をかけつつトラフィックを作る、という小売の定番施策はコロナで「密」を避けなければならない状況下、見直さざるを得ないですね。とはいえ、在庫品の処分の出口は必要なので、その分ECなどでのオンラインチャネル上での特価セールのような販路が増えてきそうですね。
装飾のないノームコアのトレンドが落ち着いてきたという側面も売れなくなった要因に挙げられると思います。
シンプル過ぎるスタイルにも飽きがくるということがこの数年で証明されたため、ファッショントレンドが一周した感があります。
一方ユニクロはシンプルそうに見えますがうまくトレンド(ストリート、オーバーサイズ、グラフィック等)を取り入れて商品展開しています。「意図的に蜜をつくらない」というコミュニケーションはうまいと感じました。一方で、8-9月のアパレル領域の既存店前年比は84-85%前後と計画生産した在庫の消化が鈍いということでしょう。アパレル業界は既存店前年比65-85%の間、かつ店舗は60-70%のところが多いと印象がありますが、その中で良品計画のアパレルは堅調な方です。ファーストリテイリングが抜きん出ていますね。