米パランティア上場、時価総額1.6兆円 SOMPOなど出資
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Sozo Ventures初期の投資先であり、継続して日本展開をサポートしてきたPalantirがついに上場しました。最近ではZoom、Fastlyに続く2号ファンドからの大型 Exitであり、Sozo参画直後から関わってきた案件でしたので大変感慨深いです。
今後大きく市場が動くのはロックアップ明けだと思いますが、間近で関わってきて世の中を大きく変える、企業のデジタル・トランスフォーメーションを加速するソリューションであると確信しています。引き続きの継続的な成長を期待しています。久々に振るわなかったテックIPO。
理由はこれ https://www.businessinsider.com/ocasio-cortez-palantir-sec-investigate-direct-listing-2020-9
AOC、いまアメリカで一番有名な議員といって過言でない彼女がSECにパランティアのアキレスけんをチクった。
なぜ大物議員がいちIPO案件に? もちろんティールと共和党、現政権とパランティア社の距離の近さ、そこを突くためです。周到に準備して、上場デビューデイに満を持しての攻撃でしょう。入れ知恵をした内部関係者もいるのでしょう。
特に、同社の大口顧客であるCIAのベンチャーキャピタル部門であるIn-Q-Telから出資を受けている事をディスクロしてない事を問題に上げています。
まあ、これはややスキャンダルっぽくもあり、本質をついているのか否かは未明です。しかしながら通常ではないダイレクトリスティングという公募を伴わないかつディスクロージャーが限定的、更にはアンダーライターもいない、という特殊、とは言え最近テックを中心に流行のIPO形式のマイナス面が露呈した形です。
「あのティールのAI企業のベールがついにはがれる」と散々メディアが騒いでいたのにあんまり剥がれてなかったというオチなわけですが、私見としては、最近の米IPO市場は、実態無きSPACという会社を使った実質的な裏口IPOやら、このダイレクトリスティングやら、もう少しディシプリンの振り子を逆に振り戻したほうが良いだろうと思います。数年前からこれ位の評価額で資金調達してきたので、今年頭に行った上場前の最終ラウンドから評価額を5倍以上に高めているスノーフレークのような熱狂は全くない。B to BのSaaSビジネスにおいては売上成長率が上場企業においても最も重視されている #米株 #SaaS