京都市、80億円投入の事業を一部中断 データ処理システム、多額費用無駄に?
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ついに動かないコンピュータ案件になってしまいそうです。
私が関わった札幌市の基幹系再構築の少し後に始まった案件で気になってました。
政令市規模の基幹系再構築は100億超えのプロジェクトになることも多く、崩れるとそう簡単には立て直せません。
上手くいかなくなり始めると市もベンダーもメンツを保つために責任押し付け合うようになってしまい現場での立て直し活動も困難を極めることになります。
京都市の案件は、いよいよ立て直しが困難になり泥沼の膠着状態になっていたけど、やめる決断は相当な責任問題になるので辞められない。初回の開発はベンダーが悪いということで裁判したけど、2回目はさすがに同じようにはいかない。
そんな感じで、やめるにやめられない状況でいたのではないかと思います。
そこに国から共通化の話が出て、渡りに船のやめる理由ができたいう感じだったのではないかと想像しました。
とは言え老朽化から再構築を始めて既に何年も経過したところに共通化まで現行システム引っ張れるのか疑問が残ります。
国2025の共通化が仕様の共通化だとすると、そこからシステム導入するにはさらに数年かかるのではと。
目先の苦しみから脱した先に、もっと大変な苦しみが待っていないことを願います…